クロロプロペン低沸点混合物:組成、SDS と FOB・ISO タンク供給
クロロプロペン低沸点混合物について、GHS に準拠した SDS を公開しました。製品の概要、輸送上の分類、供給条件をご紹介します。
クロロプロペン低沸点混合物は、山東省のクロロプロペン製造工程で回収される軽質留分です。主成分は 2-クロロプロペン(CAS 557-98-2)で、そのほか 2-クロロプロパンと 1-クロロプロペンを主に含みます。高純度の塩化アリル(3-クロロプロペン)とは別の製品です。

組成と主な性状
SDS に記載の代表組成(供給者推定値、ロットごとに確認):2-クロロプロペン 70~80%、2-クロロプロパン 10~15%、1-クロロプロペン 8~12%、その他の塩素化 C3 炭化水素 5% 未満。沸点範囲は約 23~38 ℃、引火点は約 −30 ℃ で、極めて引火性の高い液体(GHS 区分 1、H224)に分類されます。
想定される用途(試験による確認が必要)
当社の経験では、揮発が非常に速く、溶解力が強いのが特長です。想定される用途は、寒冷地向け速乾性接着剤の溶剤成分、高溶解力シンナーの成分、HFC-365mfc 関連中間体向けの 2-クロロプロペン含有原料などです。いずれも可能性であって性能を保証するものではなく、実際のロット組成とお客様の工程で適合性をご確認ください。
輸送と供給条件
当社 SDS では、UN1993、引火性液体、n.o.s.(2-クロロプロペン、2-クロロプロパン)、クラス 3、容器等級 I として輸送します。最終的な輸送分類は、出荷前の危険物鑑定報告書で確定します。
供給は ISO タンクのみ、FOB 条件のみで、積出港は見積時に確定します。ドラム、IBC、CIF/CFR でのお見積りは行っていません。信用状(L/C)によるお支払いは、条件を審査のうえ検討可能です。
SDS とロット分析
英文 SDS(第 1.0 版、2026 年 11 月 2 日)は下記および製品ページからダウンロードできます。苛性ソーダ溶液を添加しない混合物にのみ適用され、添加する注文では実際の組成に基づく安全資料が別途必要です。購入前にロット分析をご提供できます。
お見積りの際は、数量、希望積出港、用途、仕向市場、品質要求をお知らせください。
関連ページ: クロロプロペン低沸点混合物 — 製品ページ · Allyl chloride · Contact